香川大介「目をとじて この世界は 感じるままに」

福島県立猪苗代高等学校 美術室 壁4面
アクリル絵具

 

あじわう

 

 

 

私たちの社会はありとあらゆるものをつくり続けてきました、つくる喜びをしっているからです。

いつしかこわれて、古び、忘れさられても、私たちの心はまた、ありとあらゆるものにいのちが宿っていることも知っています。

 

前に前にすすむ日々、ささやく声にあしをとめてふりかえり、

しずかに

しずかに

いっそ目をとじてみる

 

ここで

花がさき 山はもえ

風がふき 湖はすべてをつつみこむ

のこるのは数えきれない思いでたち

 

絵は私たちの語りあった記おく

はじめからここにあったもの

感じるままに

大事なことを

思いだすように

香川大介

 

つくる

 

 

 

はぐくむ

ワークショップ「もののけづくり」