ラジェーシュ・モール永遠のときの中、今ここにいる

旧猪苗代町立吾妻中学校 教室

水性塗料

 

あじわう

 

猪苗代で見た大木は、ワルリ族の村にある樹齢100年を超える木々を思い起こさせた。町の人の話によると、大木は人々がときに祈り、ときに憩い、ときに吉事を祝う暮らしの軸だった。ワルリの人々も同じように木、川、岩、太陽、月、自然のいたるところに神様を感じ、生かされていることに感謝の祈りを捧げる。

ガマ石と呼ばれる巨石の足元に湧き水があった。その水は集落の人々、旅人を癒す存在だったと聞いた。ワルリ族の暮らしも森からの湧き水があつまった川に支えられている。

竹や木などで作るカゴなどの手仕事もの、おいしい野菜や米をつかった料理・・・猪苗代の暮らしのいたるところに自分たちの文化との共通性を見つけ、その喜びを描いた。

 

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