ワルリ画家。幼い頃からジャングルを遊び場とし、魚を網や罠で捕らえ、鳥をスリングショットで撃ち落とし、高木に登り果実を採取し、ワルリ族の昔ながらの暮らしを体験して育った最後の世代。大都市ムンバイの大学で学ぶ一方で、自らの部族としてのアイデンティティに目を向け、その文化を発信することをライフワークと定め、制作を続けている。日本国内で発売されている著書に『パリプルナジャングル』(BB.BOOKS刊)、『みなそこ』(MUJI BOOKS刊)、『しっぽばなし』(世界文化社刊)。