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( つくる )

Start from zero

Introduction

猪苗代の空気、ごはん、場のエネルギー 真っ白な壁からアートが広がっていく。

国内外から国際的に活躍するアーティストがやってきて、学校の教室をキャンバスに壁画を滞在制作します。猪苗代の空気を吸い、おいしいごはんをいただき、猪苗代という「場」のエネルギーを得て壁画を制作します。学校の生徒たちは真っ白な壁からアートが立ち上がり、教室いっぱいに広がっていく刻一刻を目撃します。

ゼロからスタートする壁画制作。実は描き出す前から制作は始まっています。アーティストは猪苗代に何度か足を運び、フィールドワークをします。写真は2021年、猪苗代の観光スポットの一つ「達沢不動滝」へ行く途中でトチの実を発見した画家の浅野友理子さんと大小島真木さん。
浅野さんは、2020年には猪苗代湖の水質保全の授業にも同行した後に、猪苗代湖をモチーフに壁画を描きました。

アーティストはその土地にあるものを使って表現しようとします。ときに猪苗代の土を採取して、細かく砕き、ふるいにかけ、独自の色合いの絵の具にすることもあります。写真は2020年アーティストのスギサキハルナさんが東中学校の校庭脇の土を掘っているところ。
「土から絵の具ができるんだね」「この色は校庭の土の色」「この色は深谷さんちの畑の土の色だね」「この土は猪苗代産の炭の色」壁画の制作を手伝い、見届ける生徒たちの声も弾みます。

公開制作を見つめるうちに描きたくなる生徒が必ずいます。そんなとき、アーティストはいろいろな形で手伝ってもらいます。絵の中に手形を押してもらったのは2019年に猪苗代中学校で制作した淺井裕介さん。写真は2020年、香川大介さんが猪苗代高校の美術室で制作していたときの様子。放課後、毎日のように筆をふるってくれる生徒がやってきて、香川さんは大助かりでした。

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